アパート経営においてのメリット・リスクを正しく理解し、オーナーライフを実現しましょう。
土地が無くても、手持ち資金が少なくても、購入物件の頭金さえあれば、住宅ローンでアパート経営がスタートできます。住宅ローンについては家賃収入をローンの返済を充当しますので、住宅ローンが終了する頃には、家賃収入が利益となり、将来の財産形成につながります。
平均寿命は長くなっているのに、国や企業から老後の生活に十分な公的年金がもらえるのだろうか? このままでは老後に対する不安がぬぐえません。アパート経営は、定年後も毎月安定した収入が確保できますので、老後のための「私的年金」を確保することが出来ます。
固定資産税は、非住宅用地(遊休地・駐車場)の1/6。相続税は、金融資産と比べると約40%もの減額となります。また確定申告をすることで、所得税や住民税にも節税効果があります。いずれもオーナー様の年収や物件によって節税効果が異なるので、お気軽に弊社担当者に相談してください。
住宅ローンを利用してアパートを購入する場合、ローンには銀行の指定する「団体信用生命保険」が組み込まれています。ですから、オーナー様に万が一のことがあった場合に、ローンの残額は保険により清算されます。アパート賃貸住宅は、無償で残された家族のものになりますので財産としてそのまま安定収入を残すことが可能です。
景気が良くなりインフレになると、預貯金等には目減りが発生してきますが、一般的に物価上昇や固定資産税のアップに伴い家賃を引き上げるアパート経営には目減り現象が起こることはありません。そうした家賃の引き上げが、目減りした預貯金のカバーが可能です。
1年間の中で、経営しているアパートに空室が出てしまう割合を「空室率」という数値で表します。あらかじめ、一定程度の空室率を予測しておき、これから経営するアパート経営計画に盛り込んでおくことも大切です。対策としては以下が考えられます。
時間がたつとともに、アパートの家賃も下落していきます。そのようにさせないためには、時間が経過しても建物が陳腐化しないことが大切です。 外壁や屋根材、内装設備は時代の変化に合わせて適宜見直すことが大切です。2030年には1人世帯、2人世帯が全体の50%を占める世の中がやってきます。部屋数は少なくなり、一方で、一部屋あたりの面積は広がる傾向にあります。
アパート経営用ローンには多くの種類があります。変動金利、期間固定金利、固定金利など、金利タイプをよく見極める必要があるほかに変動金利や期間固定金利を使う場合には、一定程度金利が上昇した際のアパート経営の収支をシミュレーションしておく必要があるでしょう。
地震や火災にそなえて、火災保険に入ることは最低限必要です。火災保険にも様々な種類がありますので、どの範囲まで保証してくれるのかよく検討してから決定しましょう。地震保険は別途で特約扱いとして入る必要があります。
老朽化してメンテナンスを行う際に、メンテナンスのしやすい構造であることは非常に大切です。また、経営しているアパートの形も大切です。建物はできるだけシンプルな形が好ましく、複雑な形状の建物はそれだけ雨漏りの可能性を増やし、また、メンテナンスの際にもコストがかかるのです。